ご覧いただきありがとうございます。 こちらは、大振りの本鼈甲かんざしでございます。 夜明け前の静寂にひとすじの光が差し込み、白菊が煌めく——その一瞬を捉えたかのような、魂を揺さぶる美しさを宿したお品です。 美しさとは、ただ目に映るものではなく、心の奥深くで震えるもの。 日本の象嵌細工には、まさにそのような美が息づいています。 白蝶貝と鮑貝を用いた菊の意匠が、光を受けて優美に浮かび上がります。 特に、ピンクと翡翠色を帯びた鮑貝の輝きは、見る者を魅了する美しさを放ちます。 こちらは蒔絵ではないため、在銘の記載はございませんが、 おそらくつるや鼈甲店のものと思われます。 結婚式など、格式ある場面にもふさわしい逸品です。 【商品の状態について】 写真のとおり、目立つ汚れはございませんが、わずかな使用感がある場合がございます。 細心の注意を払って確認しておりますが、見落としがある場合もございますので、ご了承ください。 ※商品内容のコピー・転載はご遠慮ください。 #koudo #香堂 #こうどう #japanesekimonojewelry #かんざし #簪