こちらは新品屋にて購入した30年代のウールワークジャケットです。 ブランド CALEB V SMITH & SON アメリカ・ニューヨークに拠点を構えていたブランドで今は廃業しています。 タグに記載あるストリートアドレスがお店か会社の住所だそうで、ストリートアドレスがタグに記載している物の多くは1940年代以前に多く、特にスーツなど仕立て屋の内タグ表記してある物が多いとのことです。 ブランドとしてはメンズアパレル、特にワークウェアを得意とするブランドと聞いております。 60年代以降の物はお見かけする機会がもしかしたらあるかもしれませんが、ここまで古く、状態も完璧なものはまず見つからないかと思います。 通好みでマニアックなブランド、アイテムではありますがお探しの方にはかなり刺さるアイテムと言えます。 古いワークウェアやスポーツジャケットなどは小さいサイズばかりですが、こちらは大きめな良いサイズ感です。 身幅ワイド、ショート丈のシルエットと生地感が今着てもファッションとしてハマるヴィンテージというのが最高です。 デザインも良くあるワークジャケットと違いブランドのオリジナリティ感じる変形型であるのも魅力的な1着かと思います。特にジップではなくボタンで開閉するタイプは中々探しても見つかりません。 ダークグレーのウール地もとても高級感があります。 身頃の裏地は起毛した素材、袖は滑りの良い生地が使われておりテーラードの要素も感じられます。 デッドストックで購入後4回ほど着ております。 裏地に小穴がありますが、特に目立つダメージや汚れのない最高の状態です。 身幅65 肩幅52 袖丈57 着丈60 次はない1着かと。 ぜひこの機会にいかがでしょうか。